乙骨憂太は死亡した?最新話の状況を徹底解説【呪術廻戦】

人外魔境新宿決戦において、乙骨憂太は領域展開を駆使し宿儺を追い詰めます

しかし、「世界を断つ斬撃」で身体を両断され、生死不明のまま戦線を離脱しました。

その後、入れ替わるように、死亡したはずの五条悟が現れます。

致命傷を負った乙骨と、五条はどんな関係があるのでしょうか?

本記事では乙骨の最新話での状況と、乙骨撤退後に戦場へ現れた五条について解説していきます。

目次

乙骨憂太は死亡した?

宿儺との人外魔境新宿決戦では、虎杖悠仁と共闘しました。

乙骨の領域であと一歩のとこまで追い詰めますが、「世界を断つ斬撃」によって致命傷を負います。

その後の、動向はしばらく不明でしたが、『呪術廻戦』261話で五条の肉体へと意識を移して現れます

乙骨は、五条悟の遺体へと意識を移すことで見事に生還したのです。

 乙骨憂太は五条悟の遺体へ乗り替わり復活した?

 五条悟の遺体へ乗り替わった経緯

乙骨は宿儺との決戦を前に、ある作戦を練り上げていました。

それは、乙骨の術式である「模倣(コピー)」によって、羂索の脳移植術式をコピーして五条悟の遺体へと移行する計画です。

仲間たちは最初難色を示しましたが、最終的に承諾を得られました。

そして、宿儺との戦闘で身体を真っ二つにされた乙骨は、家入達の素早い対応もあり、速やかに五条の遺体へと乗り移ることに成功したのです。

五条の肉体へ意識を移した乙骨は、そのまま宿儺との激戦へ身を投じました。

 五条悟の遺体を利用した術式の仕組み

乙骨がコピーした羂索の術式は、自身の脳を移植し、相手の肉体へと乗り移る効果を有していました

この効果を利用して、乙骨は五条の遺体を乗っ取ります。

しかし、乙骨のコピーには5分間の時間制限があるため、5分後に術式がどのように機能するのか不明瞭でした。

なお、冥冥は羂索の術式による遺体への移動について、3つの可能性を示唆しています。

術式の種類結果
常時/断続運転型肉体か魂が崩壊し死亡
間欠運転型時間差で死亡
一回限り発動型無下限呪術を継続使用可能

仮に、羂索の術式が1回限りの発動型だった場合、乙骨は五条悟の肉体で生き続けることができます。

しかし、他のタイプの場合は完全顕現終了後に、死亡する可能性が高い状態でした。

なぜ五条悟の遺体を利用したのか?

五条悟の遺体活用は、当初から最終手段として想定されていた作戦です。

仮に、五条が死亡すれば、高専側は「現代最強の術師」というカードを失ってしまいます。

ですが、乙骨が五条の能力を使用できれば、宿儺に対して2回も最強の術師をぶつけられるでしょう。

しかし、乙骨の身を案じた禪院真希や狗巻、日下部らは反対しました。

ただ、宿儺との戦いで身体を両断された乙骨には、五条悟の遺体へ乗り移る以外生き残る手段はありませんでした。

 五条悟の体に乗り替わった後の宿儺との戦い

 五条悟の術式を駆使した宿儺との攻防

五条悟は宿儺との戦いで独自の対抗策を見出しました。

宿儺の領域は外殻を作らないため、敵の領域を外部から破壊できます。

そこで、五条は領域のサイズを縮小し、外部からの攻撃に強い領域を作り出していました。

この対抗策を用いて、乙骨は宿儺との再戦で領域を展開し、宿儺の伏魔御厨子に対抗しようと試みます

しかし、五条の肉体と術式を操るのに苦労したため、中々宿儺に決定打を与えられずにいました。

そのため、虚式・茈の発動する隙もなく、徐々に宿儺に追い詰められていきます。

しかし、録音された狗巻の呪言を発動したことで、宿儺は硬直。
乙骨は虚式・茈の詠唱に成功しました。

 術式が限界を迎える

五条悟の体を得た乙骨は、宿儺と領域の押し合いを行いました。

不慣れな体と術式を駆使しながら戦い抜き、完全詠唱の虚式・茈で宿儺に大ダメージを与えます。

しかし、領域ごと破壊してしまったため、乙骨の術式が焼き切れ、行動不能に陥ってしまいました

無下限呪術ではなく、模倣した羂索の術式が焼き切れてしまったのです

そのため、乙骨は五条の肉体を動かせなくなり、戦闘不能となります。

 宿儺との決戦後の乙骨の動向

乙骨は269話で自身の肉体への復帰を果たしました

五条悟の体を借りて戦っている間、リカが反転術式で乙骨の肉体を保存していました。

そして戦闘後、瀕死状態からリカとの再接続により、見事に復活を遂げます。

しかし、真希は乙骨の自身の身を顧みない行動に、決戦後も怒りが収まらないようでした。

 乙骨憂太が元の体に戻れた理由

 リカちゃんが乙骨の身体を維持していた

乙骨の肉体は家入の処置後、リカが反転術式を使用して修復と維持を続けていました

リカはただ悲しみに暮れていたわけではなく、積極的に乙骨の生還に関わっていたのです。

リカが反転術式を回し続けていたため、乙骨の肉体は生命活動を維持したまま保たれていました。

そして、再び乙骨がリカと接続したことで、奇跡的な生還を果たしたのです。

 焼き切れた術式が回復し生存した

恐らく、羂索の術式は常時発動型だったのでしょう。

そのため、完全顕現したリカとの再接続により、乙骨は再び羂索の術式が使用可能になりました。

そして、乙骨は自身の肉体へ戻ることに成功します。

なお、五条悟の遺体のその後については、物語で明確な説明がされていません。

ただ、かつて夏油の遺体を利用された経験から、2度と利用できないよう五条の遺体は火葬されたと考えるのが妥当でしょう。

 まとめ

乙骨憂太は致命傷を負いながらも、五条悟の遺体に乗り移ることで見事に生還を果たしました

五条悟の体を得た乙骨は、無下限呪術を駆使して宿儺と激しい戦いを繰り広げます。

虚式・茈による攻撃で宿儺にダメージを与えましたが、術式が焼き切れたため、乙骨は動けなくなってしまいました。

しかし、リカが反転術式で乙骨の本来の肉体を修復・維持し続けていたおかげで、自身の体への帰還に成功したのです。

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